MUKU-DATA アフリカンシカモア 乾燥材 東京都〇様  SOLD OUT

「白い木」っていうと、ありそうで意外と限定されてくる。
過去、「シカモア」の一枚板を扱ったのは1回のみ。
この材に関しても詳しくはわからない。
約4年ほど前に仕入れたシカモアを削りに出して、
「シカモア」ってずっと思っていたけど、これを仕入れた際に書いた過去記事を見つけて
なんだぁ・・これ「もしかシカモア」だったかぁ・・って思い出した。
(新潟のここら辺では「もしかあんにゃ」って言葉があって、
弟なんだけど、長男の代わりに後継ぎになったり実家の面倒を見る弟のことを
「もしかしてあんにゃ」(あんにゃ=兄)っていう。
私自身も兄がいるが、兄の代わりに材木屋を継いでいるので「もしかあんにゃ」
という事になるのですが・・・😓)

過去記事からすると、アフリカ材で、正式名称はあるが、
諸事情により今は材の名前はアフリカンシカモアにしておくことの事。
諸事情とは仕入れの関係上、正式名称がわかると
一斉にその材の取合いになる(=競争で単価が上がる)などの理由から
正式な材の名称を伏せて流通させる傾向があったらしいことを過去に聞いたことがある。
紫檀系の材が南米紫檀、アフリカ紫檀、ローズ紫檀と、いうのもそうだし、
ジリコテの事をシャム柿というのも、その材を国内に持ち込む際に、
競争相手の同業者を煩わせ気づき難くさせる為だったと過去にその筋の人から聞いた。

なのでこの材は、アフリカンシカモア
現状その程度しか、私には情報が止まっている。
あれから4年ほど経過したので、既に当たり前にようにちゃんとした名称で流通しているのかもしれないので、
今度また聞いてみよう。。

ところで、この一枚板、
全体に大柄なゆらゆらした縮み杢が見られるが、残念ながらセンターより少し右側が
上下に通して割れ、亀裂が入ってしまった。
当初から割れの兆候はあったが4年寝かせた間に癖が出て割れとハッキリわかる亀裂となった。
自然の力で割れた姿は見ていて何だか力強さを感じる。
左端から600mm程度までは割れがないので2.7mの600mm奥行きの
カウンター材にはいいのかもしれない。
もちろん、この自然な力強い割れた模様がお好みであれば、
このまま一枚板天板用、レジンで割れを活かした仕上げなんかにも向いているかもしれません。

細かい縮杢ではないが、一枚板カウンターなどにはこれ位の柄の間隔の方が
見栄えがするものかと思う。

アフリカンシカモア 2700 870-980-940 t72mm  乾燥材 プレナー済 
2022 2/14 SOLD OUT

過去記事 アフリカンシカモア